どんなに叫んでも
心で思っただけじゃ 伝わるはずがなくて
どんなに伝えたくても
言葉にしなければ 何も伝わらない
けれど どうしても怖くなってしまうのは
何故なんだろう
嫌われたくない
大切な人を嫌な気持ちにさせたくない
それはきっと
わたし自身が「言葉」というものの
恐ろしさと 素晴らしさを
よくわかっているから
「言葉」のせいで どん底まで堕ちて
自分で自分の生きる世界を
終わらせようとした あの日
「言葉」のおかげで
生きていていいんだって
心の底から嬉し涙を流したあの日
自分が生きる全ては
その人の言葉遣いで きっと決まる
そんな言葉の選択をして
「惜しい生き方してるな」とか
その時々にふさわしい言葉を選べば
もっとあの人 輝けるのにな
って人が多すぎる
私はそう思う
