たとえば それは
ぎゅうっと心を鷲掴みされてしまったような感覚
こんなに 心を丸ごともっていかれて
ふと 泣きたくなって
こんなに 幸せな毎日を
あの日の僕は 想像できただろうか?
ただ 一緒にいられる幸せを
決して当たり前じゃない
この幸せを 噛み締める
真っ赤な夕焼けを 一緒に見たい人も
満開の桜を 一緒に眺めていたい人も
地平線が見える海を 一緒に見つめたい人も
それは いつ どんなときも
君しかいないから
あの日言われた言葉を 思い出して悲しくなって
卑屈になっている暇があるなら
僕は 少しでも変わる努力をしたい
君は 僕の人生に 花を咲かせた
それは砂漠だと思っていた人生の中の一雫の水
灯りであり
潤いであり
癒しであり
生きていく勇気でもある
こんな世知辛い世の中でも
少し もう少し 生きてみようって
楽しくなってきた自分が
なんだかびっくりするくらい
君は僕にとって…