伊藤早紀のブログ

長野県大町市出身で在住の、詩集「心の華」や「夢物語」を出版した伊藤早紀のブログです。 マイペースに、詩を載せたり近況報告なども書いていきたいと思います!詩集読んでみたい!って方は販売もしていますのでコメントしてください!

詩「いじめ」


「いじめられる側が
それをいじめだと言ったら
それはいじめになる」

 

 

「人をいじめるのはその心が貧しいから」

 

 

「人をいじめることでしか
自分の心を満たせない 可哀想な奴」

 

 

「大人は「いじめは良くない」と
学校で子供に教えるけど
いざ いじめがあってもその間違いを正せない
見て見ぬふりをする」

 

 

 

その意見はその通りだと思う
けれど

 

 


「いじめられる側にも問題がある」

 


この意見だけは絶対に認めない
認めてはいけない
どんな訳があっても
人をいじめていい理由にはならない

 

 

 

そして 個性が個性がとか言いながら
自分がそれを個性だと思えていないから
いじめを見て見ぬふりをする
そんなくだらない教師が多すぎる

 

 

 

卒業のときに謝られたところで
もう時間は経ち過ぎた
傷が癒える 暇はない

 

 


大きな蕾を持ったその花を
せっかく育ったその花を
君はハサミで切ってしまうのか?
水を与えることを止めてしまうのか?

 

 

 

そんなことが
まかり通る世の中で いいのか?
このままで いいのか?